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子どもゆめ基金の次年度の予算案が閣議決定されました
いわゆる事業仕分けにより、廃止の危機に瀕していた子どもゆめ基金ですが、
平成22年度予算については、12月25日に子どもゆめ基金助成事業を含め、政府予算案として閣議決定されました。つきましては、例年同様に4月上旬の内定に向け審査を進めることとしております。
各団体のみなさまからは、多くのご意見・ご要望、励ましの声もお寄せいただきましたことを御礼申し上げます。(2010.1.5)
☆(独)国立青少年教育振興機構 子どもゆめ基金 ウェブサイト より引用(2010年1月11日取得)
とあり、ひとまず、来年度の助成事業については、予算がつくようです。
しかし、記述があいまいなので、文部省の平成22年度予算案のページで閲覧できる、「事業仕分け結果・国民から寄せられた意見と平成22年度予算(案)における対応状況(平成21年12月25日) (PDF:481KB)」を読んでみました。その32ページに、子どもゆめ基金に関する記述があります。
予算案における対応として、
事業仕分けの結果や頂いた御意見を踏まえ、基金は民間出えん金を残し政府出資金全額を国庫返納しますが、事業費(23億円)を国立青少年教育振興機構運営費交付金の中で予算措置し、確実に事業が実施できるようにして参ります。
☆文部科学省 「事業仕分け結果・国民から寄せられた意見と平成22年度予算(案)における対応状況」 より引用(2010年1月11日取得)
とあります。今までの基金の大部分は国庫に返納という形で消滅しますが、<(独)国立青少年教育振興機構への交付金の中から、子どもゆめ基金助成事業への予算をつける>という形で決着したとみてよいでしょう。
しかし、同資料によると、その母体である(独)国立青少年教育振興機構が、順次自治体への移管準備を進めていくとのことで、子どもゆめ基金の今後については不透明なままです。運営の多くを助成金に依っている市民活動団体としては、将来を見据えた運営が、今まで以上に必要になってくるでしょう。
参考記事
子どもゆめ基金、来年度は存続も「基金は国庫へ返納」の結論...再来年は!? - 子ども会 Community Center
子どもゆめ基金が廃止の流れに…
(以下は、個人の意見であり、助成を受けている団体の立場からのものではありません。)
今年の堺市図書館まつりは、子どもゆめ基金の助成を受けて実施しました。その子どもゆめ基金が、「事業仕分け」の流れの中で、廃止されるという決定がなされました。(法的拘束力はないそうですが。)
子育て支援とは、家庭にお金をばら撒くことと同義ではありません。地域には、私の生まれるよりずっと前から続く活動があります。それらの多くは目立つ活動ではありませんが、地域に安心をもたらしてくれる大切なものです。活動を維持する方法として、子どもゆめ基金しかないというわけではありません。無駄をなくすことが必要であることも承知しています。しかし、友や愛を語るのであれば、「不都合があるからなくせ」ばよいものではないことも、当然わかっておられるはずです。今後の審議に期待しています。
また、科研費に関しても予算を大幅に削る方向のようですし、東京芸大を廃止するという決定が降りたとのことです。子どもの成長にとっては、「届かないかもしれないけれど、がんばりたい目標」というものも、必要なのです。それは競争と同義ではありません。これらの「事業仕分け」が、子どもの夢を大いに奪い、ますます希望のもてない社会へと導くものではないことを、祈るほかありません。
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